豊川市の花屋 生花利休
お客様の気持ちと一緒にお花を届けします
利休について
今から30年程前、24歳の時静岡県の小さな田舎の町で一人で花屋を始めました。
花屋で働いた事もなく なんでもいいからお店をやりたいと思って始めてしまいましたから、いろいろな事をお客様から学びました。
田舎の人のいいおばさんやおじさんは若い娘を花の事ならなんでもできるように育ててくれました。
花束もアレンジフラワーもスタンド花、枕花、生け込み…フラワーアレンジメントの先生までなんでもできるようになっていました。
その中で人並みに結婚もして子供も授かりました。しかし…2人目の子供が8000人に一人の割合で生まれる難病の子供でした。その子の治療の為に東京に行く事になり、お店を閉める事になりました。そして…54歳の今、もう一度花屋にチャレンジすることになりました。
2回目の利休は店舗のない花屋です。1回目には無かったインターネットの世界でチャレンジしたかったからです。あの時の難病だった子供も54歳のおばさんが苦手なSNSをフォローしてくれています。周りの人から力を借りて新しい利休を育てていきたいと思っています。
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フローリスト mika
5年前に高校の恩師から年賀状は今回が最後にします…と何年も続いていた年賀状のやり取りが止まりました。
定年退職して旦那様と旅行に行ったり楽しんでいるのかな…と思っていましたが、3年前の年賀状を作る時にパソコンのデータから消去していなかった為、いつもどおりに投函してしまいました。
少しして、返事が届くと、葉書には先生が2年前に亡くなっていた事が書いてありました。
先生には高校3年間とてもお世話になったのに、何もできない事が寂しくもあり、悲しくなりましたが、何をしていいのかわかりませんでした。
今、世の中はコロナ禍で大切な人が亡くなってもどうする事もできません。
あの時の私と同じ気持ちになる人がたくさんいると思いました。そんな時に私にできる事は花屋としてお客様の気持ちと一緒にお花を届ける事だと思いました。
コロナ禍の前のようなお葬式は少なくなり、家族葬が多くなりました。そんな時にお悔やみのアレンジフラワーを送っていただきたいのです。